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2018年12月01日

最近の読書生活の変化

残念ながら私の住んでいる場所の近所には、大きな本屋がありません。

昨今は出版不況ということもあります。それに本屋自体それほど利益率の高い事業というわけでもないので、全国的にも閉店が相次いでいます。いわんや田舎町をや、といったところでしょうか。

それでも最近はインターネットによる通販の発達で、マイナーな本を購入するのが簡単になりました。これは個人的に革命的なことだと思っています。地方にいても大都市の住人と同じように本が買えるわけですからね。


もちろん、必ずしもそれが良いことばかりではないのかもしれません。本屋がなくなっている背景には、Amazonに代表されるネット書店や通販の存在が無視できないからです。まあ私の住んでいる場所の場合、ネット書店がなくても大きな本屋は進出してくれなかったでしょうから、ネット通販に押される書店のことなんてほとんど気にしなくていいのですが。

最近では紙の本だけでなく、電子書籍なるものも増えてきました。これがまた便利で、特に手元にいつまでも置いておくほどでもないが、早めに読んでおきたい本を購入するときに役に立ちます。紙の本だと気にせざるを得ない収納場所の問題も解決できます。電子書籍なら流通網を気にせず首都圏と同じ日に読めるようになるのも大きいです。

時間と場所を気にしなくて良いのも助かります。これから冬になって寒さが厳しくなってきますが、わざわざ外出する必要がありません。気になった本をすぐに購入して読むことができます。たとえ深夜であっても、早朝であってもです。続きが気になって仕方がないとき、何日も待つ必要がなくなりました。

考えてみると、このような変化は若い頃から私が待ち望んでいたものです。続き物の面白い小説を読んでいるときに、「家から出ないでこの続きが買えたら」と思ったことは何度もありました。最近では電子書籍でポチればいいやとしか思いません。わざわざ足を伸ばした書店に目当ての本がなかったときの絶望感を味わうことも無くなりました。ネット書店で通販するからです。

ネット通販と電子書籍は、本当に私の読書生活を変えてくれました。それも良い方にです。昔ならとても読めなかった量の本を快適に読めています。本当に便利な世の中になりました。

問題は書籍代が増えたことですが、下手な贅沢に費やすよりもよほど建設的だと思っています。


タグ :読書

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Posted by ガキサン at 00:01 │読書